吟遊詩人

そのうち

そのうちで、日が暮れる。。。。。。
　　　　
いまきたこの道、かえれない、、、、、、

振り向けても、戻れない、

そのうち・・・・・・・・
　　　　
そのうち・・・・・・・・
　　　　
そのうち・・・・・・・・と

できない理由を、くりかえし

毎日毎日、気が付くと日が暮れ

結局は何もやらなかった、そー思う日々が続き

気が付くと、何もなく、

気が付くと、年ばっかりとり、

空しい人生ときがつき

周りを見ると、一人ぼっち、

アッという間に、人生の幕がおり
　　　　
頭の上に　淋しい墓標が立つ・・・・・・

できれば、

そげな人生だけは、おぐっでぐねー

亡き父上が、生前常々いっていた

どんなことでも、与えられた仕事は、腹いっぱいする、

どんなことでも、与えられた仕事は、いいわけするな、

どんなときも、生かしてもらってることを感謝しろ、

生かしてもらってることをありがたく思え、

そして、誰にも同じく接しろ、

難しくない、感謝すればいい、

忘れるな。

幼き頃から言い聞かされた、この言葉、

戦後命からがら、満州から

盲目の祖母と、叔母を連れ帰ってきた

負けた日本、多くの日本人は半殺しにあった、

それは、現地の人たちに、それだけのことをした報い、

父たちも日本に帰りたい

その一心で夜逃げを決心、

しかし、その目に合うことを覚悟して夜の暗闇にでたそうだ、

案の定、家の周りを取り囲む現地の人たち、

手に、斧、鍬、棒を持つ

これまでか、と腹に力を入れた瞬間に

囲んでいた輪が

あたかも、天から一つの光がさすように開ける

この人たちは、俺たちをいじめなかった、

この人たちは、俺たちを助けてくれた。

その感謝を返そう。。。。。

そーっと、見えなくなるまで、見送ってくれた

幼き頃よく話してくれた、その時の体験

まねでできるか？

真似なんかさねでいい、

感謝をわすれんな。

今その言葉かみしめながら、今日も好きな酒を飲む

脇には心の許せる妻がいて

今日の一日を聞いてくれる。

ありがたいもんだ、と感謝するも

じかに伝えるのは、こっぱずかしいい

さーて、明日も一日がんばんがー・・・・と空元気の言葉に

「おー、」といつものエールが、ありがたい。。。。。

どんなことでも、与えられた仕事は、腹いっぱいする、

どんなことでも、与えられた仕事は、いいわけするな、

どんなときも、生かしてもらってることを感謝しろ

ふー、わかっていても、むずかしいもんですよー父上様。。。。。